新築戸建ての減価償却|節税効果と注意点

新築戸建ての減価償却|節税効果と注意点 新築戸建てのノウハウ

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新築戸建てを購入した場合、減価償却という節税方法があります。減価償却とは、建物の価値が経年劣化によって減少することを税務上認められ、その分を所得から差し引くことができる制度です。
この記事では、新築戸建ての減価償却について、そのメリットや計算方法、注意点などを解説します。

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新築戸建ての減価償却のメリット

新築戸建ての減価償却の最大のメリットは、所得税や住民税を節約できることです。減価償却は、不動産所得という種類の所得に対して適用されます。不動産所得とは、家賃収入や譲渡所得など、不動産に関する収入や支出の合計額です。減価償却は、不動産所得から差し引くことができる経費の一つです。つまり、減価償却をすることで、不動産所得が減り、その分だけ税金が軽減されるというわけです。

新築戸建ての減価償却の計算方法

新築戸建ての減価償却の計算方法は、以下のようになります。

  1. 建物の取得価額を算出する
  2. 建物の耐用年数を決める
  3. 建物の取得価額を耐用年数で割って年間の減価償却額を求める
  4. 年間の減価償却額を月割りして月間の減価償却額を求める
  5. 月間の減価償却額を不動産所得から差し引く

例えば、新築戸建てを1億円で購入した場合を考えてみましょう。建物の取得価額は、土地代や仲介手数料などを除いた金額です。ここでは、土地代が3000万円、仲介手数料が200万円だったとします。すると、建物の取得価額は1億円から3200万円を引いた6800万円になります。

次に、建物の耐用年数を決めます。耐用年数とは、建物が使える期間のことです。耐用年数は、建物の種類や構造によって異なりますが、一般的には以下のようになります。

  • 木造:22年
  • 鉄骨造:47年
  • 鉄筋コンクリート造:38年

ここでは、新築戸建てが鉄筋コンクリート造だったとします。すると、耐用年数は38年になります。

次に、建物の取得価額を耐用年数で割って年間の減価償却額を求めます。6800万円を38年で割ると、約178万円になります。これが年間の減価償却額です。

次に、年間の減価償却額を月割りして月間の減価償却額を求めます。178万円を12で割ると、約14.8万円になります。これが月間の減価償却額です。

最後に、月間の減価償却額を不動産所得から差し引きます。不動産所得は、家賃収入や譲渡所得などの収入から、固定資産税や修繕費などの支出を引いた金額です。ここでは、家賃収入が月額30万円、固定資産税が年額12万円、修繕費が年額24万円だったとします。すると、不動産所得は以下のようになります。

  • 収入:30万円×12ヶ月=3600万円
  • 支出:12万円+24万円+(14.8万円×12ヶ月)=240万円
  • 不動産所得:3600万円-240万円=3360万円

このようにして、新築戸建ての減価償却を計算することができます。

新築戸建ての減価償却の注意点

新築戸建ての減価償却の注意点

新築戸建ての減価償却には、以下のような注意点があります。

  • 減価償却は、自己居住用ではなく、賃貸や売却などの事業用に使われる建物に対して適用されます。自己居住用の建物は、不動産所得が発生しないため、減価償却できません。
  • 減価償却は、建物の取得年度から始まります。つまり、建物を購入した年度の途中からでも、その年度分の減価償却をすることができます。ただし、その場合は月割りして計算します。
  • 減価償却は、耐用年数が経過するまで続けることができます。ただし、建物の価値が1%以下になった場合は、減価償却を打ち切ることができます。
  • 減価償却は、確定申告をすることで適用されます。確定申告は、毎年2月16日から3月15日までに行う必要があります。確定申告には、不動産所得の計算書や減価償却費の計算書などの書類が必要です。

まとめ

新築戸建ての減価償却は、節税効果が期待できる制度です。しかし、計算方法や注意点もありますので、よく理解して利用しましょう。
また、減価償却に関する詳しい情報や相談は、税理士や不動産会社などの専門家に依頼することもおすすめです。

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