新築戸建てを購入するとき、最も重要なのが内見です。内見とは、完成した物件を自分の目で確認することです。内見でしっかりとチェックすれば、理想の住まいを見つけることができます。しかし、内見で何を見るべきかわからないと、後悔することになるかもしれません。そこで、この記事では、新築戸建ての内見で見逃せないポイントをご紹介します。
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内見の前に準備すること
内見は物件の最終チェックですが、その前に準備することがあります。それは、自分の希望条件や優先順位を明確にすることです。物件探しの際には、間取りや広さ、立地や費用など、さまざまな要素を考慮しなければなりません。しかし、すべてにおいて完璧な物件は存在しません。どこかで妥協しなければならない場合もあります。そのときに、自分がどこを譲れないか、どこを譲れるかを知っておくと、迷わずに判断できます。また、自分の希望条件に合った物件を事前に絞り込んでおくと、内見する物件数も減らせます。内見する物件数は3~4件が目安です。それ以上だと疲れてしまい、物件の特徴や印象が混同してしまう可能性があります。
内見でチェックするポイント
内見では、以下のようなポイントをチェックしましょう。
設計図通りに建築されているか
契約時に渡された設計図や仕様書と比較して、物件が設計通りに建築されているか確認します。間取りや広さはもちろんですが、コンセントやスイッチの位置や数、設備機器のグレードや色、扉の開き方などもチェックします。特にオプションで追加や変更した部分は忘れずに確認しましょう。
汚れや傷はないか
工事中にできた汚れや傷が残っていないか確認します。壁紙やタイルの剥がれや欠け、塗料や接着剤のはみ出し、柱や窓枠の欠けや傷などを見逃さないようにしましょう。気になる箇所があったら目立つ色のマスキングテープやシールを貼っておくと便利です。
建具や床に不具合はないか
ドアや窓、収納の扉などがスムーズに開閉できるか確認します。閉めたときに隙間がないか、がたつきがないかもチェックしましょう。また、床や階段を歩いてみて、きしみや床鳴りなどの異音がないか確認します。
水はきちんと流れるか
キッチンや浴室、トイレなどの水回りの設備では、水を流してみて排水に問題がないか確認します。水圧や温度調節もチェックしましょう。また、水漏れやカビの発生を防ぐために、換気扇や防水パンの状態も確認します。
手すりがしっかりと固定されているか
廊下や階段の手すりがしっかりと固定されてぐらつきがないか確認します。手すりは日々の安全に関わる部分です。特に子どもや高齢者がいる場合は注意しましょう。
床下に異常は見られないか
床下点検口を開けて床下の様子を確認します。建築時のゴミが落ちていたら清掃してもらうように伝えます。水たまりがある場合は、配管から水漏れしているか、雨水が侵入している可能性があるので要注意です。
外構や外壁もチェックしよう
建物の外の様子もチェックしましょう。外壁にひび割れや欠けがないか、玄関ポーチのタイルに欠けがないか、インターホンは問題なく動作するか、隣家との境界がどこかなどを確認します。もし外構工事がまだ途中の場合は、引渡しまでに完成するのか期日を確認しておきましょう。
内見で持って行くと便利なもの
内覧会で効率よくチェックするためには、以下のようなものを持って行くと便利です。
- メジャー・筆記用具:家具や家電を置く場所の寸法を測ったり、図面にメモしたりするため。
- マスキングテープ・シール:汚れや傷を目印するため。
- デジタルカメラ(スマホでもOK):不具合や気になる点を記録するため。
- 懐中電灯:床下など暗い場所を確認するため。
- ビー玉・水平器:床に傾きがないか確認するため。
まとめ
新築戸建ての内見は物件の最終チェックです。内見でしっかりと確認すれば、理想の住まいを見つけることができます。しかし、内見で何を見るべきかわからないと、後悔することになるかもしれません。そこで、この記事では、新築戸建ての内見で見逃せないポイントをご紹介しました。
失敗しない家選びのコツを知って、幸せな新生活をスタートしましょう。
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